【クルマネタ】タイヤの知識

どうも、Bb斉藤です。

 

本日の記事は、輸入車専門店に勤めているわたしがお送りする、タイヤの知識です。

タイヤサイズの見かたから、タイヤの良し悪しまでをご紹介させていただきます。

 

全体的にあまり深いところには突っ込まず、知りたいことを簡単にご紹介していきたいと思います。

 

 

  •  まずは、自分のタイヤを把握して

 

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これはご存知の方も多いと思いますが、タイヤサイズの確認からご説明します。

 

左から・・・・

245 ⇒ タイヤの幅

40 ⇒ 扁平率 かんたんにいうとタイヤの厚み

R18 ⇒ インチ アルミホイールの大きさ

 

というわけで、この車の場合は「245/40R18」のタイヤを探すことになります。

 

 「245/40R18」

この並びは重要です。

インターネットでタイヤを検索する際もこのまま入力してください。

 

この他にも重量などの項目もありますが、正直あまり使わないので割愛します。

 

 

いろいろと意見はあると思いますが、わたしは3つだと思います。

 

コンパウンド

簡単にいうと、使っているゴムの質ですね。

タイヤはいろいろなゴムを混ぜているので、その割合や混合物の品質を思ってもらえればいいかなと思います。

これはタイヤの値段が上がればいいものが使われているし、値段が安ければそれなりのものという格差が発生します。

 

コンパウンドはその性質を大まかに3つに分類でき、硬め、中間、柔らかめで分類され、硬め ⇒ 柔らかめにいくにしたがってグリップが上がっていきます。

 

【硬め】

摩擦抵抗が少なく、なかなか減らない。

燃費もよくなり、エコタイヤとして注目を集めている。

デメリットは、硬いので乗り味が悪い。 ゴツゴツッ!

車に維持費をかけたくない、燃費が気になる方にオススメ。

 

【柔らかめ】

最高のグリップ、最高の張り付きをお約束します!といわんばかりのベタベタ感が味わえる。

乗り味は、、、、モチモチ、フワフワ~って感じで、ゴツゴツ感が少なくゆったりできます。

デメリットはすぐにタイヤが減るので、交換頻度が高い。

乗り味重視、グリップ重視の方にオススメ。

 

【中間】

万能選手!

グリップまぁまぁ、乗り味まぁまぁ、タイヤの減り普通と。

これといった特徴がないのが魅力的で、どんなタイプの車にも合うと思います。

 

 

トレッドパターン

一番外側の溝パターンのことです。

この溝パターンが結構重要で、これによって静音性、水はけ、車の駆動力の伝達、スリップ抑制など、いろいろと変わってきます。

 その中でも注目は「静音性」です。

走ってるとき、常にゴーーーーとロードノイズが入っていたら車に乗るの嫌になっちゃいますよね。

ロードノイズは車の性能もありますが、タイヤの性能も大きいんですよ。

わたしが勝手に思っている最高の溝パターンは、「ブリジストン」と「ミシュラン」です。

どちらも非常に高額ですが、ロードノイズが本当に少なくなります。

 

 

★扁平率

 タイヤの厚みですね。

厚みがあれば乗り味はよくなりますし、薄くなればその分ゴツゴツ感が伝わってきて乗り味が悪くなります。

アルミホイールをインチアップするとその分タイヤの厚みは減り乗り味は悪くなりますが、メリットはハンドリングがよくなります。

いっぽう、扁平率を上げると乗り味はよくなりますが、ハンドリングは低下します。

わたしのオススメは程よく、やり過ぎない程度の大きさがいいかな~。

これはタイヤというよりアルミホイールの分類になると思いますが、まぁ乗り味に影響するで書いてみました。

 

 

 

  • 最後に

正直ここまで書いといてなんですが、タイヤを選ぶ際に「コンパウンドは、、、」とか「トレッドが、、、」とかいちいち考えてられませんよね。

ここで役立つのが「タイヤのキャッチコピー」

「低燃費!」と大きく書かれていたら硬めですし、「乗り心地に特化した~」とか書かれてたら柔らかめぐらいの認識でOKだと思います。

あとは価格やロードノイズなど、ブランドによってさまざまなので、そのうち詳しくご紹介できたらいいなと思います。 

 

 

今日はここまで、ではでは!